ディズニーシーのアトラクション、ソアリン・ファンタスティックフライトの元ネタについて、原作や映画はあるのかについてご紹介しますね!
ディズニーシーで今一番新しいアトラクションと言えばソアリン、待ち時間も2時間前後と長くかなり人気のアトラクションです。
そんなソアリンですが、実は元ネタとなる映画やアニメなどはほぼなく、ディズニーオリジナルのアトラクションです。
ただアトラクション内で案内役として登場する女性「カメリア・ファルコ」には「アメリア・イアハート」という実在した女性がモデルとなっていると言われています。
なおここから先はソアリンの元ネタや原作等あるのかより詳しく情報をまとめているので、気になる方はぜひ読み進めてみてくださいね!
ソアリンの元ネタは?
ソアリンの元ネタについてご説明しますね!
ソアリンの英語での綴りは「Soarin’」、舞い上がるという意味の「Soar」からアトラクション名が作られました。
その名の通り空を飛ぶというコンセプトのアトラクションですが、乗り物に乗る前に「カメリア・ファルコ」と名乗る女性が登場します。
この女性がアメリカでは超有名人で、女性で初めて大西洋単独横断飛行を果たしたアメリア・イアハートがモデルになっていると言われています。
カメリアはアメリアになぞらえて名づけ、ファルコ(鷹)は手に持っている鷹から名付けたとするとアメリア・イアハートがモデルというのはかなり確実と言えそうですね!
ソアリンには原作や映画はある?
ソアリンに原作や映画はあるのか、ご紹介しますね。
ソアリンにはピーターパンや白雪姫のように小説や映画などの元ネタとなるお話は存在せず、ディズニーオリジナルです。
イッツ・ア・スモールワールドやタワーオブテラーなどと同じような感じと言えばよいかもしれませんね。
ただ前章でご紹介したように、1932年に大西洋単独横断飛行を果たした「アメリア・イアハート」という女性パイロットがモデルになっていると言われています。
日本ではそれほど知名度が高くないアメリアですが、アメリカでは伝説的な女性パイロットとして今でも人気で、映画でもいろいろな作品に登場します。
ソアリンの元ネタではありませんが、アメリアについてもっと知りたいときはそんな映画を見てみるのもいいかもしれませんね!
ちなみに映画としては「アメリア~永遠の翼~」、主役ではありませんが主要キャラの「ナイトミュージアム2」などがありますよ。
ソアリンに登場するモデル国はどこ?
ソアリンに登場する風景のモデル国はどこなのか、ご紹介しますね。
ソアリンは世界中の空を飛行機で旅するコンセプトのアトラクションです。
見たことあるものもあれば、きれいだけどどこだろう?とわからないものもあると思うので、ここで一気にご紹介しますね!
マッターホルン山(スイスからイタリア)
グリーンランドの風景(デンマーク)
シドニーのオペラハウス付近(オーストラリア)
ノイシュヴァンシュタイン城(ドイツ)
サバンナの風景(タンザニア)
万里の長城(中国)
ピラミッド群(エジプト)
タージ・マハル(インド)
モニュメント・バレー(アメリカのユタ州)
ラウ諸島(フィジー)
イグアスの滝(アルゼンチン・ブラジル)
東京の夜景(日本)
東京ディズニーシー(日本)
どこの景色か分かっていると、アトラクションに乗った時も楽しさがさらに増しますよね!
ちなみにカリフォルニアのディズニーランド開園時からあった元祖ソアリン「ソアリン・オーバー・カリフォルニア」はカリフォルニアの上空を旅するというものだったようです。
その後世界中を旅する「ソアリン・アラウンド・ザ・ワールド」にリニューアルされ、東京ディズニーシーでもオープンしました。
そうそう、東京ディズニーシーの風景が見られるソアリンはもちろん東京ディズニーシーだけですよ!
ソアリンはいつできたの?
ソアリンはいつできたのかご紹介しますね。
東京ディズニーシーのソアリンは2019年に「ソアリン・ファンタスティック・フライト」としてオープンしました。
ソアリンの元祖はカリフォルニアの「ソアリン・オーバー・カリフォルニア」で、こちらは2001年にオープンしています。
そのあと2016年の上海ディズニーランドオープンと同時に世界中を旅する「ソアリン・アラウンド・ザ・ワールド」としてリニューアルします。
ちなみに上海のソアリンは「ソアリン・オーバー・ザ・ホライズン」です
ソアリンはどんな乗り物なのか解説
ソアリンはどんな乗り物なのかご紹介しますね。
ソアリンはスキーのリフトのような乗り物にのり、目の前の巨大なスクリーンに世界各地の風景が映し出されるアトラクションです。
映像だけでなく、本当に飛んでいるかのように振動や風、匂いまで再現されて五感でフライト体験ができる乗り物です。
ライドとシアターの両方の特徴を併せ持つアトラクションと言えますね!
完全に室内で雨の日でも大丈夫、乗車時間は約5分間、臨場感とスリルのある映像が楽しめます。
身長102cm未満の人、乗り物に一人で座って安定した姿勢を保てない方、高所に不安のある方、乗り物に酔いやすい方、妊娠中の方は利用不可となっています。
とは言え絶叫系ではないので、乗り物に若干弱い人でも大体大丈夫なので、よほど不安がない限りはぜひ挑戦してみてくださいね!
まとめ
東京ディズニーシーの最新アトラクション、ソアリン・ファンタスティックフライトの元ネタについてご紹介しました。
元ネタと言えるものはありませんが、モデルとなった人物はアメリア・イアハートである可能性が高いです。
彼女は女性の職業が限られていた時代に果敢に困難に挑戦していったタフな女性である一方で、素敵な笑顔で人々の心をとらえたスターでした。
「女性の活躍」というSDGs目標の1つでもあるテーマが今の時代にもぴったりのアトラクションと言えますね。
というような話はさておき、ソアリンはとってもリアルで楽しい飛行体験が楽しめるアトラクションですので、東京ディズニーシーに行ったらぜひ乗ってみてくださいね!